再びのチームA
水曜初日にチームAを観たので今夜は2回目のチームA。でも1回目と2回目では見る側には随分な違いがあって、1回目は話の展開を追わざるを得ないけど2回目以降は演技をじっくり味わえます。ということで今夜はチームAの2回目の観劇で役者さんに集中できました。感じるのは役者さんの多様性。フィン役の『中村裕香里』さんは、表情の作り方や仕草がミュージカル風で判りやすくて、特に冒頭の場面でそれを感じます。一方、共に演じる場面が多いウツロ役の『西園寺未彩』さんは現代小劇場的自然な演技と声の使い方で中村さんとは良いコンビネーションになってます。ダイダラ役の『伊藤えみ』さんは演劇原点系の演技と頭の共鳴を使う歌寄りの発声。ポッター役の中口翔さんと隣国王子の春山大輔さんは舞台役者的な声の響きも上手く使っていて楽しです。今夜観たのが計3回目ですが、ポッターと隣国王子がお気に入りになってきました!