舞台と映像で俳優に求められること 公演情報 pafe.GWC2017「舞台と映像で俳優に求められること」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    舞台のジャリタレもDVDでは名演技の秘密が分かった。2度美味しい、コストファフォーマンスのよい、イベントでした。

    ネタバレBOX

    ◎前半はフルヴァージョンの芝居。心臓移植をテーマにした、「十二人の怒れる男」風の密室・会話劇。シリアスな内容を話術と演技で見せる、心に問いかける重いものでした。◎後半は、前の芝居の2、3分を切り取って、元の俳優の演技を、映像に置き換えてみるワークショップ風の構成。先の舞台の印象は動きの少ない演技と思っていましたが、「映像では演技も声もずーとスケールダウンするように」という、古波津陽監督からの指導があり、意外な感じがしました。数十分でアングルをかえ、アップやロングを取り、その場で編集されたものをスクリーンで見てみますと、芝居の舞台とは違った映像の世界が確かに浮かび上がっていました(拍手多数、YouTubeにあり) 。芝居は舞台で役者が作るものだとすれば、彼曰く、「映画は編集室で作るもので撮影は素材づくりだ」そうです。拝見していた私の印象では、映画監督は俺様タイプが向いているのか、と推察しました。◎芝居の舞台を映像でみる機会がたいへん増えている昨今、サジェッションに富んだうれしい企画でした。

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    2016/11/07 03:54

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