上海標本日記 公演情報 劇団森「上海標本日記」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    ゲネを拝見
    「日本全体の幼稚化」を感じる舞台であった。

    ネタバレBOX

    大学生にしてこの程度か? というのがハッキリ言って感想である。要は自同律の不快と埴輪 雄高が数十年も前に言ったことを一歩も超えていないばかりか、自同律に居直っているとしか思えないような甘えに愕然とした。作家は少なくとも20歳前後ではあろう。この程度の問題は遅くとも14歳までに自己処理しておくべき問題であって思春期の悩みとしては、余りに幼稚。それに、論理の徹底性を己の存在のコアに向けて来なかったことが明らかな哲学的な浅さが目に付く。
     作品はループ構造を為しているようであるが、邯鄲をベースにしているのか? この点にも作家の怠慢を観る。狂ってもいいではないか!? 本当に言いたいことの本質が人々に届くのであれば。だが、作家は敏感に感じているのだ。今のままでは他人の魂に迄届かないことを。そして、自ら行動の時限に飛ばねばならぬことを。
     だったら飛べばよい。

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    2016/09/04 10:15

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