満足度★★★★
Aプログラムを観劇
それぞれカラーの違うショートストーリーを心地よく楽しめた。
ステージやライトを巧みに使った「ボクノアト」は、
脚本、演出、役者も綺麗にマッチした秀逸な作品。
想い出の中の母を探すように自らのモノに印をつける…面白かった。
ポケットを叩くとビスケットが増える「増殖」。怖さより気持ち悪さが前に出る。
悪魔に魂を売った27歳死亡説「風立ちぬ」は、
面白いプロットに肉付けがあと一歩。
ライターのディティールがもっとしかりすると良かったなぁ。
人間社会の行き着く先、近未来の家族愛を感じられた「KV-201XR」。
家族の未来を魅せられたようで、考えさせられる作品。
なぜかしら4本どれもが怖さを感じなかった。
人生訓的なスパイスよりも
タイトル通りオカルティックな恐怖と旋律をもう少し感じてみたかった。