満足度★★★★★
虎本節!
虎本節が円熟味を増し、
各キャラクターの立ち方も完璧。
誰もが虎本さんの生き写しであるかのような台詞回しが活き涙腺崩壊を誘う!
月曜迄!
僕は久々に虎本さんの作品に触れることが出来て幸せである。
嗚呼、この方はずっと走っているのだ。
ずっと戦っているのだと感じて震える。
何回も涙腺が緩むのだが、
正直、歳のせいかも知れないなどとも思っていたりもしたが、
二郎という高校三年生が何と顔をぐしゃぐしゃにして出てきた(笑)
そして、劇団SOLA のお二人(お名前を存じ上げないが女子高生らしい)も『ヤバい泣きました。』と連呼。めちゃ興奮されてました。
また時間見つけて追記します。
とにかく言いたい事は月曜迄!!!
物語は行ったり来たりという時系列ではなく、
キャラクターのクローズアップで前後させる手法。
これがまた非常に効果的で一人一人の抱えるものがより分かり易く胸にどしんと来る。
なんだろう変化球ではない、
人間が走って走っての汗を飛び散らせて生きる様が存分に発揮された作品で、ステージタイガーがステージタイガーである為の証明の作品であった。
奇作ではない。
変化球ではない。
ましてや、
大魔球でもない。
まっすぐのど真ん中。
大阪にはこんなに真っすぐの劇団が居るのだ。
誇りである。