満足度★★★★
安定の女体シェイクスピア
艶やかで華やか、女性8人とはとても思えない弾けっぷりでした。領主夫婦⇔妖精夫婦のキャスティングと男女交換はお見事。葉丸さんも夏さんもかわいそうかわいい。長尾さんは決まりきらないちょっと情けない男がよく似合う(ほめてる)
女体シェイクスピアで初の喜劇とのことで、テイストとしては軽くて気兼ねなく心から楽しめました。
アフタートーク---
シェイクスピアに出てくる女性は、すごいブスかすごい美人か、魔女。
女子会にしたかった。
恰好についてはあらゆるタイプの祭り。パックは夏フェスだし、妖精たちは縁日のガラの悪さ。
髪の色が様々なのも、ただの和装美人たちではなく、祭りの浮かれた感じを出したかったからだそう。
演目にも流行りがあって、「真夏の夜の夢」もいろいろなところで上演される。これを観たから他のはいいか、ではなくて色んなものを観てほしいとのこと。
シェイクスピアは、筋からずれなければ自由度が高い。力を貸してくれる。ただ、ずれると途端にそっぽを向く(中屋敷さんらしい考えだと思いました)