満足度★★★★★
無題1865(16-155)
20:00の回(曇)
7月から場所をお隣の部屋202号室に移しての公演。
20:00駅前出発~20:19開演~21:32終演。
キッチン、畳部屋2つ、玄関。(座る位置によって)見えるところ、見えないところ、全員が声しか聞こえないところ、襖が遮るところ。
カフカの「変身」を超える冒頭のシーン。
姉と弟の3つの(時間を異にする)パートによって構成された作品。
家族としての情、姉と弟だからよけいにギズキスする感情。会話に出てくる父の借金とお金持ちの白川さん、アリオにお買い物お隣の田井さん。
香ってくるできたて「ハムもやし」や壁の宅配ピザのチラシと「ホタテステーキ」との落差。
きゅうりの漬物(ポリポリ)。
鬱屈した空気、薄暗い明かり、横たわる分身(?)、
201号の友人同士と202号の家族とはやはり印象が違っていました。