無題1857(16-147) 「不眠普及」
19:30の回(曇)
19:00受付(半券に整理番号あり)、19:10受付。
3層(手前〜奥)の舞台、天井には「ハ」の字に直管蛍光灯、そのあたりから細い紐条のものが流れるように垂れている。
その奥にはレースのカーテンだろうか、奥に行くほど像がぼやけ青い灯りに冷え冷えとしたものを感じる。
中央に小さな白いテーブル、下手側に椅子(1)、奥にも椅子(2)、小さな鉢植えがおいてあり緑だけが呼吸をしているようにみえる。椅子はみなカタチが違う。
19:25前説(アナウンス、60分)、19:30開演〜20:44終演、21:20トーク終了。
謎解きとしてのスリリングさを保ちながら進んだお話しは途中から混沌とした澱みに嵌る。
なぜ眠れないのか、なぜ感染するのか、なぜその行為なのかが問われることはない。
社会的な現象(混乱)になることはなく、ひとりの意識世界内の自問自答に留まる。
どうも合わない。繰り返される振付だけが視覚を刺激するのですが、すぐに慣れてしまい、意味を探ろうとはしなくなる。
「眠れる森の美女症候群」という症状があるらしい。眠り続けるという内容。
起きているのか、寝ているのか。覚醒か昏睡か。意識は脳内の現象なのであれば何が起こっていてもすべて真実。
鶴田さんは白昼夢、新田さんはホロロッカ、坂倉さんは昨年12月のDE PAY'S MAN 「100まで」。