満足度★★★★
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2時間10分、休憩1回。ジゼルの家は大き目で日本の古民家を思わせるたたずまい。対面の小屋は扉に鍵がかかる設定で、開閉の度に掛けたり外したりのマイム。ペザントはシス。2幕は照明が白で観易かったがもう少しだけ青みがかったほうがよかった。タン・ルヴェは左右が狭く、舞台の組み方を工夫してほしかった。アルブレヒトのブリゼのディアグノールはなく、シス、アッサンブレ・トゥール、ジュテ、アントルラセといったソテだらけで、これは実際に疲れる。ミルタ役ではわかりにくかったが、小林ひかるはいいダンサーだ。そつのないいい公演だったものの、よく見る作品で自分の中のハードルが上がりすぎていることを感じた。おなじみ「さよなら」の電光板で終幕。