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平和な時代に生まれて-終わりなき道の標たち-
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公演情報
九十九ジャンクション「
平和な時代に生まれて-終わりなき道の標たち-
」の観てきた!クチコミとコメント
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マガラン(153)
満足度
★★★
積極的に求める平和
政治シュミレーション劇、と言う感じでしょうか。
ネタバレBOX
今から約20年後、大学の政治研究系サークルに入ってきた50過ぎの新入生を候補者として担ぎあげ、「軍事介入する・しないことによる無辜の市民の犠牲」というジレンマを考える中から生まれた「積極的平和主義」(現在とは異なる)をマニフェストにしていく。
台詞の印象で固いのかなとも思いながらも聴きやすく、観易かった。
前半の選挙に出馬し、当選。他の学生たちも後を追って議員となり、
「積極的平和主義党」を結党し、マニフェストを広めて行こうとする中で、徴兵制の議論に対し、段階的な徴兵制を提案する。
与党が推す「若い世代に経済的恩恵を与える代わりの徴兵」から、
若い時に訓練し、壮年時に有事が起きた時は徴兵」という
世代間の不公平を減らす徴兵制を提案したのだ。
ここでの与党大物議員と「積極的平和主義党」の面々との
やりとりは現実に即したようなスリリングな展開だった。
ただそれまでの間が盛り上がりに欠ける気もあり、
そして壮年になった主人公たちは徴兵されることとなり、
地雷処理をしているところで終わるのが皮肉なラストだが、
その皮肉っぷりがもう少し効いてくる展開だと
尚、胸に迫ってきたかなと思う。
ただ現実世界でも通じるようなテーマで興味深かった。
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2016/06/21 16:13
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