いつかエンドロールで(再演)【終演しました、ご来場ありがとうございました!】 公演情報 20歳の国「いつかエンドロールで(再演)【終演しました、ご来場ありがとうございました!】」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    エンドロール
    面白い。80分。

    ネタバレBOX

    モモコ(山脇唯)…高校時代、SEX目的な彼氏を拒否ったため、嫌がらせを受ける。ケンジロウと付き合うも、なかなか会えず欲求不満が溜まり、シゲオに迫ったり、ヘイスケに迫ったり。結局、他の男と結婚して幸せになった。
    シゲオ(竜史)…東京行ってサークル入ってヤリまくるんだと宣言してた。自分嫌いの人好きな男であることをアヤナに見透かされ、寂しがり屋な側面を自覚する。SEXはあまり好きじゃない。ブスで童貞卒業した。
    ヘイスケ(古木将也)…高校時代からモモコに片思い。モモコに迫られた際もキスだけで終わり、友達だからと思いを隠し続け、手紙のシーンでも友達として居続けた。シゲオらの結婚式前に彼女ができた。
    アヤナ(湯口光穂)…シゲオら仲間のことをよく理解している。シゲオへの想いに気づき、結婚した。性欲は強い。
    ケンジロウ(斉藤マッチュ)…なんだかんだ付き合いの良い不良。浮気し続けモモコとは破局。アヤナらの結婚式のエンドロールで、その人の人生にいたんだなと、感動した。

    友達5人の友情愛情な話。75分程度の短さの中で揺れ動く5人の心に光を当てて、成長物語的(ロードムービー?)な、感じで語りかけてくる作品。

    ヘイスケの中に溜め込んじゃうとことかSEXを拒否しちゃうとことか、シゲオの自分嫌いだけど人は好きでいつまでも一緒にいたいと思っちゃうとことか、どこか子供な感覚な人物像が、こっちにライト当てられたみたいで恥ずかしい心持ちにさせてくれる。童貞非童貞ってステージを越えたとこでのやりとりに、心がキューっとなった。

    友情的な意味でも、ヘイスケの結婚式で5人集まったらいいなと思わせるとこがいい。なんか眩しくて、いい作品だった。

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    2016/06/19 17:25

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