満足度★★★★★
無題1843(16-133)
19:30の回(晴)。
18:55会場着、受付(全席指定)、19:00開場。
2階建て、正面に階段が3本、上手にも1本。昼なお暗い廃墟のよう、薄汚れた看板(折紙文具店、豆腐..)、はっぴーろーど泥沼、床には蜘蛛の巣状の白いライン。
19:25前説(アナウンス、105分)。
19:35開演~21:21終演。
こちらは初めて、浅場万矢さんが出ていらっしゃるので観に来ました。時々自動「動物たちの冬(2012/11@せんがわ)」「男装音楽劇 くるみ割り人形(2016/3@ウエスト)「それから(2016/4@眼科画廊)」で4作目。
昭和初期のすでにはっきりした焦点が定まらなくなりつつある白黒のたそがれ時、夢の時間。
幻か、物語のなかの妖しい登場人物たちは我が物顔で彷徨。冒険物語はいつもヒーローを求め、少年たちは小さくとも大きな世界で正義の使者として駆けてゆく。
そんな日常とはひとつもふたつも違う世界で 傳川さんはまさに怪奇な役柄。自由自在にゆらりと移動(上下左右)するさまは、実にこの芝居に相応しい、常人には真似のできないものでした。
その傳川さんですが、Baobabの「Marina bay Sans(2015/6@PRUNUS)」で観ていました。※ちなみに、観劇後の日曜日、北尾さん(Baobab)たち桜美林のダンサーのダンスパフォーマンスを観に行きました。
また少年コバヤシ役のコロさんは、柿喰う客「露出狂(初演2010/6@王子)」で初めて観ていて、その再演を先日、同じ王子で観てきました。
穴さん「レドモン(5149/4@吉祥寺)」「キスミー・イエローママ(2014/8@ OFF)」。
小沢さん「未開の議場(2014/10@王子)」。
橘さん「月ノ原中学校音楽準備室(2016/4@ミラクル)」「飛ぶ金魚(2013/6@みゆき館)」。
佐藤さん「このために生きている(2015/3@王子)」。