ドンコの大冒険 公演情報 劇団スタンド・バイ「ドンコの大冒険」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    大冒険といっても
    ファンタジーではないです。だから、トムソーヤの冒険とか、エルマーの冒険とか、そういう類のものではない。

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    山田純子という少女が両親が亡くなって施設に入ったが、その施設も経営が立ち行かなくなって、宮西家に引き取られる事になった。しかし、純子(施設のみんなから、ドンコと呼ばれている)は、中々宮西景子(義理の母)になじめない。

    ドンコはかつて自分を生んでくれた両親の事を夢想し、両親と3人で共に居る状況を妄想し、自分の世界に閉じ篭るのだった。その閉じ篭りの世界が、『ドンコの大冒険』という物語。

    ドンコの物語の中で実の両親と一緒に悪者と戦ったり、夫婦の関係や親子の関係の中で、ドンコは段々大人になっていく。実の両親はドンコに、ドンコが生まれてきた意味を教え諭す。「純子、お前は幸せになる為に生まれてきたんだ、だから、今から山田純子ではなく宮西純子になるのだ。」と。

    そうやって、少しずつ大人になった純子は義理の母が見守る中で子供を生んで抱いて登場する最後のシーンで、『ドンコの冒険』とは、こうやって冒険をしながら精神的に大人になっていくドンコの葛藤を描く。

    ベタで解り易い芝居です。笑いどころもちょっとはあって、そこそこ楽しめるけれど、役者のセリフの間の取り方がちょっと痛い。この間のタイミングが上手くいかないと、しらけてしまうのだ。

    物語は終盤に差し掛かって良くなるが、前半は導入音楽もなく、全体的にシーーーンとしていて、眠くなってしまう。もうちょっと勢いがあってもいいんじゃね?(・・)と感じた次第。

    今回の持田はセーラー服ではありませんでした。
    いあいあ、持田のセーラー服姿が今でも脳裏に焼きついて離れないでっす!(^0^)

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    2008/11/22 18:22

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  • おお~、おーじも観たのだった?あの学園ものは良かった!セーラー服と役者の年齢のギャップがむしろ、良かった!(^0^)

    おとなしめというより、冒頭の展開が理解出来なかったのよ。その伏線は終盤に繋がるのだけれど・・・フライヤーの印象と、「冒険」という活字が持つ誘導が今回の物語と随分かけ離れちゃったものだから、最初から戸惑ってしまったのよねー。ファンタジーと思い込んでたのが、そうゆう舞台ではなかったから・・。

    だからと言って、ワタクシの錯覚が評価に影響があったか?というとそうではありません。
    案外、冷静なんらす。そうゆうところは。(^^;)

    2008/11/24 22:30

    そういえば昨年、この劇団の学園モノを観ましたね・・。

    決してハデさは感じなかったのですけど、堅実な作風に好感を抱いた覚えがあります・・。

    今回は少々おとなしめだったのでしょか・・。

    BGMとかなくて勢いもさほどでないと、少し迫力には欠けてしまうかも知れませんね・・。

    ここの主宰さん、すごく誠実に取り組んでいる印象があって、個人的には、応援したい劇団ではあります・・。

    2008/11/24 16:13

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