ライブ・ファンタジー「FAIRY TAIL」 公演情報 「FAIRY TAIL」舞台製作委員会「ライブ・ファンタジー「FAIRY TAIL」」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    演技に連動した、最新の映像技術...
    原作は同名の漫画(作・真島ヒロ 氏)であるが、自分は読んだことがない。説明では、魔法・超能力を駆使して仕事(今回は闘い)をすることになっているらしい。映画であれば造作もなく、最近はCGも発達しているから迫力ある映像を提供できるだろう。しかし、芝居でこの”力”をどう表現させるか難しい。やはり演じるという身体表現と映像を融合させた制作になっている。漫画では体感できない迫力と臨場感(役者の運動量が凄い)を得る、そんなエンターテイメント作品に仕上がっている。映像は、単に映写するだけではなく、役者の動き(演技)に合わせる必要があり、緻密に練り上げている。

    ネタバレBOX

    梗概...自分が理解したのは次のようなものであった。実に壮大な冒険譚。
    世界中にいくつも存在する魔導士ギルド。そこは、魔導士達に仕事の仲介をする組合組織である。その1つ、「妖精の尻尾(フェアリーテイル)」は個性豊かで力ある者が集まるギルドである。そんなメンバーが集まるギルドで、主人公ナツ(宮崎秋人サン)はチームを組んで仕事をしている。

    本「ニルヴァーナ編」は、闇ギルド「六魔将軍(オラシオンセイス)」を壊滅させるため、、「妖精の尻尾(フェアリーテイル)」のメンバーは、「青い天馬(ブルーペガサス)」、「蛇姫の鱗(ラミアスケイル)」、「化猫の宿(ケット・シェルター)」の3つのギルドと共に「連合」を組むことになる。
    「六魔将軍」はワース樹海に封印された光と闇を入れ替える超反転魔法ニルヴァーナを手に入れて光の世界の崩壊を目論み、彼らの元には生死不明になっていたジェラール(荒木宏文サン)の姿もあった。

    公演(原作)の根底には信頼・友情、平和の希求など普遍的なテーマが据えられ、それを善・悪という分かりやすい対立構図(戦闘)で観(魅)せる。物語の展開は少し複雑になるが、大筋は理解できる。そして、物語(原作)を力強く牽引しているのが、演技はもちろん、技術・美術が効果的である。技術は映像の挿入、レーザービームの多用、陰影をつけた照明が素晴らしい。また音響は、心地よいテンポを助長するようだ。
    また美術、特に衣装やメイクは架空の世界観を表現しており、ビジュアルとして印象に残る。

    気になったのは、ジェラールの過去。仲間から恨みを買うような行為、そして何故記憶が消えたのか?ジグソーパズルのピースが合わさるように謎が解ける中で、この大きなピースの部分だけが空白になっている。たぶん、他の「編」で描かれているとは思うが、本公演では、この過去シーンの重要性が強調されていたと思う。それだけに、この場面を割愛しているのが残念であると同時に、回想シーンがあれば...勿体無い。

    次回公演を楽しみにしております。

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    2016/05/07 21:46

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