満足度★
彼らに演劇をする資格はない
開演時刻18:30の ところ、明大の構造に 迷ってしまう。到着したのは18:40だった。「当日券」のつもりで、その旨を申し付けたのだが、「当日券は切れている」とのことだった。
土・日の4公演とも予約状況は余りがあるのに。
SNSで 「当日券が わずか」の旨はアナウンスされており、客席が逼迫した状況であることには間違いないのだが、普通、小劇場界は よほどのないことがない限り、客を迎えいるのが伝統だ。
某劇団は立ち見、また、ある劇団は通路にパイプ椅子だ。演出上の事情により途中来場を拒むケースも あるだろうが、果たして、チラシを読んで後者かと思うか。
活劇工房には小劇場界に みられる「必死さ」が 足りない。さては無料公演を甘んじ、「来るものを拒む」ことを 選んでいるようだ。
(一般的な話。開演5分前からは予約はキャンセルがスタンダードだ。
無料公演なら 尚更だろう。彼らは 学生劇団ガラパゴス化現象とも呼べる病にかかった病人なのだ。考えてみるがいい。30分待っても、60分待っても 来ないかもしれない予約者の架空の姿において、たった今、目の前にいる観劇希望者は どうだってよいわけだ。
遅刻者拒否だった舞台の評判は もっぱら クレイジーである。だが、彼らは、演出上の都合ではなく、いや、それはキャパシティでもなく、薄汚れた常識まみれの縁故主義だ)