満足度★★★★
熱く突っ走る3時間は長いか短いか
どんなにいい舞台でも、2時間半を超える上演時間のものは、観るのをちょっとためらってしまう。休憩を挟んでも、お尻が痛くなったり、観た後、どっと疲れが出てしまうという年齢なので。
そして、この「賊」の上演時間は、なんと3時間だと言う・・・。
それを聞いて、「うーーん」と少し思った。
が、実際に劇場で観たのは、緩急をリズム良く織り交ぜながら、場面展開スムーズな演出の見事さだけでなく、大人数の役者の誰もが全身を熱くたぎらせ、時間をまったく感じさせない素晴らしい舞台だった。
そもそも時間のことなんて気にするほうが間違っていたようだ。この感じだったら休憩時間なしでも突っ走ってほしいと思ったほど。
話の行方(決着)も気になったが、それより、この熱く濃い舞台自体に釘付けになった。面構えもいいし、役者が輝いてみえたのがこの舞台の最大の魅力だったとも言える。
そして観劇後の疲れはなかった。
2008/11/29 01:36
2008/11/27 01:46
2008/11/23 01:12
2008/11/20 02:23
暑っ苦しく、むさ苦しい賊が暴れる舞台(笑)の中で、平然としていなくてはならない役で大変だったと思います。
内容的には、個人的には、見る側の視点をもう少し示してもらったほうがよかったように思います。
でも、また観に行きます。