満足度★★★★★
演出花5つ星 女3人、男2人の仲良し5人組。うち1組は既に夫婦になっている。1幕2場。1場と2場が、内容的にも時間的にも空間的にも白と黒という単純明快な指標によって対比されている点で、演出の力が圧倒的な作品である。(少しつけたし12時32分。更なる追記2016.3.12 02:37)
ネタバレBOX
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2016/03/11 11:48
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2016/03/12 02:53
2016/03/12 00:02
2016/03/11 12:33
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じつは、シナリオについては若干疑義があります。一郎のキャリアついてなのですが、日本では、悪平等が蔓延っているせいで、飛び級が殆どありません。世界有数の研究所に入る為には、飛び級をしているか、ファインマンのような変わり者でないと、たかが学部卒では難しかろうと自分は考えます。実際、1970年代前半で、東大・京大レベルの連中で研究所に入る奴らは最低マスターは出ていましたから。5人組が大切なのでコリッチ評では一切、この辺りに触れずにおきましたが、シナリオの方はもっと勉強が必要だとは思います。
それと10年後、互いにステディーが居なければ結婚しようという意味のことを一郎は述べたとされていましたが、大吉達との結婚式から8年。大学卒業から10年で、一郎がひまりにプロポーズしたのは卒業時ということになりますが、自分の勘違いでなければ、この辺りの時間にずれがあるというか、あまり明確に示されていなかったように思います。
前日寝不足で自分が台詞を聞き落していたのなら、申し訳ありませんが。
ハンダラ