巣鴨・監獄・冀望王 -スガモ・プリズン・ギャングスター- 公演情報 法政大学Ⅰ部演劇研究会「巣鴨・監獄・冀望王 -スガモ・プリズン・ギャングスター-」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★

    “啓発劇”としては・・・
    2008年に起きた、法政大学(多摩キャンパス)の大麻事件をうけ、
    大学からの依頼により「薬物乱用防止啓発劇」として毎年公演しているそうだが、今回、初めて観させていただいた。

    当日パンフに、
    “「麻薬を使ったことがない僕らが、どうやって麻薬防止を啓発したらいいんだろう。」私が、私なりに出した答えが、この芝居です。”と、あったが、

    作者、演者が“経験したことがない”、“事実を知らない”事柄を芝居として成立させるには、調査・精査は不可欠だろう。

    その意味では、本作は表層的で、現実離れしており、“啓発劇”としては弱いと感じた。

    “啓発”を第一に考え、演劇的面白さを求めることなく、身近な題材を学生らしい視点(観点)で描いたらどうだろうか・・・。

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    2016/03/07 13:53

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