イェヌーファ 公演情報 新国立劇場「イェヌーファ」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    強い愛で再出発!
    複雑な親子関係に微妙な従弟の兄弟関係が絡み嬰児殺しに発展。
    話はドラマティック、チェコ人指揮者トーマス・ハウスの間の取り方とその演奏も美しい!(チェコ語上演)
    特に、第3幕の盛り上がりは出色である。
    歌手陣はコステルニチカ役ジェニーファー・ラモ、イェヌーファ役ミヒャエラ・カウネ、ラツァ役ヴィル・ハルトマンが際立つ。
    広い舞台を活用することなく、箱枠の白色の部屋に窓、ドア、テーブル、椅子を置いた簡素な舞台セット。場面に合わせて部屋を広さを変えての演出。
    個人的にはこのクリストフ・ロイの演出は好みではない。
    役者は舞台の真ん中にいることが少なく、左側端の演技が多いのが目立つので左サイド端は観づらいと思う。

    ネタバレBOX

    多勢の村人たちがイェヌーファとラツァの結婚式の日にイェヌーファが嬰児殺しの犯人と思い押しかける場面で、白い部屋が狭くなり、鬼気迫る緊張感を醸し出す。またラストシーンでは二人の旅立ちに白い部屋の壁がなくなり、黒い闇(茨の道を暗示)へと歩き出す。

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    2016/03/07 11:13

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