満足度★★
残らぬ体験。
『三月の5日間』を見逃して以来、岡崎藝術座を欲する気持ちを持っていて、
今回念願叶って、ようやく拝見が叶った次第。
世の中のあらゆるリズムに執着するリズム三兄妹。
その設定の妙が物語として大きな展開を見せることは、ほとんどない。
例えばキャラクタの面白さも、発展性はなく、そこにあるだけである。
生活に密着した身体表現の馬鹿馬鹿しさは、面白おかしいが、
別に徹底的に馬鹿馬鹿しい感じもしないし、特筆すべきことはない。
そりゃあ、内田慈の独白は、ずーんとくるけど、何もかも語ってしまっている。
じゃあ、何が残るんだろう。
1アウト・ランナー1塁、ショートゴロ、6-4-3ダブルプレー、3アウトチェンジ。
そっか。次の回に移ってしまうのか。
じゃあ、次に期待します。