満足度★★★
着眼点の良、体現の力不足が勿体ない
本公演の時代背景は幕末...多くの公演で取り上げられるのが、倒幕側では坂本龍馬を始め勤王志士、佐幕側では新撰組、描かれ方が微妙であるが勝海舟といった日本史の教科書に載っている人物が多いと思う。もちろんエピソードが残り創られ、芝居として制作しやすい面もあろう。今回登場する赤報隊(自分は、存在は知っていたが、史実面は不知)は、官軍であって官軍でなくなる、という混迷した時期に生じた悲劇でもあろう。時の為政者といっても主導したのが誰か判然としない。それにも関わらず偽官軍としての汚名をきせ歴史の闇に葬られそうになる。この公演は、そういう意味(在野)の一団に光をあて、新たな視点を提供したといえる。
その着眼点の面白さはあるが、その体現する芝居としては少し残念であり、勿体無い公演になった。(実際 2時間20分 休憩なし)
2016/02/23 14:25
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