満足度★★★
役者は好演、演出は、、、今更ながらの名作戯曲です。本家(かな?)北区AKTの舞台は前に見たことがありますが、やはり再現が多い気がするのです。戯曲に描かれた役の個性が強すぎるのか、どの団体で見てもやはり同じ物を見ている気になります。役者の気迫が強ければ強いほどに返って役者の個性が希薄になり、役の気迫に飲み込まれます。演出家によほど強い上演意図がないと、難しい作品ではあると思います。しかし、感動してしまう作品なんですよね。。。役者さんは大変好演されたと思います。しかし、このカンパニーでなければならないという必然性が少し物足りず、残念。
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2016/02/11 11:37
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2016/02/19 23:14
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確かにそうですね。。。
口立ての手法の弱点なのでしょうか。演じていて、脚本の面白さを役者自身の面白さが超えるというのは難しい気がしました。台詞も膨大ですし。
とは言いましても、飛龍伝は年数がたつにつれてどんどん肉付けされて太っていった脚本ですので、一度そぎ落として、シンプルに物語を見せたいというテーマでした。
大きな壁でした。またいつかチャレンジ出来れば良いのですが。
ありがとうございました。