Strong Punch 公演情報 7contents「Strong Punch」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    白黒の当日パンフが色づいて見えました。
    punchチーム初日を観劇しました。
    ツイッターなどでも上演時間が事前に見つけられなかったのですが、
    場内でうかがったところ休憩無し2時間10分とのこと。
    (事前告知ほしかったなぁ…)

    文字で観ると長く感じますが、
    体感時間はそんなに長いとは思いませんでした。
    前説&終演後の舞台上挨拶は撮影OK。
    SNS公開も可とのことでした。

    キャラクターの性格や立ち位置に対応した衣装で、
    見映えもいいなぁと思いました。

    オープニングのダンスにもストーリーを予感させる仕掛けが組み込まれていて好きです。

    ネタバレBOX

    チラシ画像や掲載文を見たときに「特撮ヒーロー」を想像していて観劇に臨みました。

    それは当たらずも遠からずといったところで、
    憧れと現実とのズレや「その色」で居続けるための苦しみなどを描いた
    青春群像劇。
    長く続いているヒーローモノの色のイメージを使っているので、
    若い人にも父親母親世代にも響くものがあるだろうな、と思うお話でした。

    メインの登場人物は、
    下は小学生から上は大人まで演じていて、
    その切り替わりも面白かったです。
    役者さんや役名が覚えきれなくても、各々がずっと役柄をイメージした色調の服なので
    置いていかれずにラストまで楽しました。
    フラグが立っているのがわかっていても
    、遅れてやってくるヒーローに落涙。

    レッドくんのそばに佇む二人の存在が、
    彼を挟んで向かい合って立つときに
    片方が黒(自分を甘やかす闇)服に見えて
    もう片方が赤(なりたい色、重圧)に見えるという衣装の作り方と計算した見せ方、
    いいなと思いました。

    小さい赤くんの立ち位置が判明した時の、
    前後のシーンのパキパキっと疑問が解消されるところに
    「やられた…!」と思いました。

    大人世代の方々が、しっかりとオトナでありながら
    はっきりとは描かれない自分達の過去についても
    立ち姿や表情で垣間見せてくれていて説得力ありました。

    別チームは予定がつかず、写真だけで姿を見ましたが、
    私が観たほうのチームとだいぶ印象が違っていて、
    こちらも面白そうです。

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    2016/02/11 11:24

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