満足度★★★★★
熱き想い
「飛龍伝」で描かれる内容は、現在も続く出来事(状況)を描きつつ、時代や人に向き合い一生懸命に生きる若者の青春群像劇でもある。さて、 つかこうへい というペンネームはその当時の運動家の名前から付けたということは、著書にも書かれていることから有名な話。そして、自身が在日韓国人であることから、い”つかこうへい”に ということも意識しているとも...その思いは、現在の(特に政治)日韓関係を見たらどう思うだろう。
本公演「飛龍伝2016」は、つか作品の特徴をしっかり踏まえている。基本的に暗転がないこと、大道具は使用しない素舞台であること。しかし、暗転について、本公演では重要シーンとして区切るため使用している。
さて、演出・春田純一氏が少しだけ登場するが、その演技が印象的である。先月行われた映画の舞台挨拶で、共演した女優の言葉を思い出した。
(上演2時間20分、休憩なし)
2016/02/20 18:18
2016/02/18 20:03
コメントありがとうございます。
そして返信が遅くなりすみません。
芝居、大変面白かったです。素舞台でのキャストの熱演の結果だと思います。
もちろん、、稲村梓さんの演技は素晴らしかったです。この公演の前に、「ストリッパー薫子」での演技も拝見しておりますが、その時はまた違って激動の状況を懸命に生きた、という姿がひしひしと伝わってきました。
次回公演も楽しみにしております。