THE GAME OF POLYAMORY LIFE 公演情報 趣向「THE GAME OF POLYAMORY LIFE」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    遠くから俯瞰している感じ
    趣向は昨年の『奇跡の年』から続けての観劇。
    昨年はモチーフの羅列のような作品でしたが、今年は濃密な会話劇。
    登場人物たちの考えは理解できるし否定もしないけど、
    お芝居自体はまるで翻訳劇のような言葉選びとテンションで、台詞や感情が響いてきませんでした。
    作者が芝居の題材にこのテーマを選んだ理由を聞いてみたいと思いました。

    ネタバレBOX

    大スタジオを平面のまま横長に使用。客席は二方対面式。
    長辺の端に座ったため、反対側が若干観づらかった。
    俳優はマイクを使用。

    高校教師のエンジェル、医師のムーン、営業マンのタイガーは3人で同居している。
    3人ともが自分以外の二人を性愛の対象として愛しており、
    その事にとても幸せを感じている。
    あるときエンジェルの友人アリスとエンジェルの教え子のガンダムが現れ、
    3人の生活のバランスが崩れてゆく。
    皆は冷静でいようと思いながらも、いろいろな思いに苛まれていくことに。

    主に嫉妬という感情を押さえ込み、お互いを過剰に思いやることで成り立っている関係が、第三者の介入で崩れていく様子は然も有なんといった感じ。
    ただし関係がドロドロになることはなく、飽くまでも表面上は淡々としているように見える。それも入り込めなかった理由かもしれません。





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    2016/01/25 01:34

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