満足度★★★★★
誤解を恐れずに書く
誤解を恐れずに書く。ミミ役のsoweluから目が離せないから、作品全体像は掴めなかった。でも全く残念ではなく、彼女の情熱をたっぶり浴びて幸福。エンジェル他界直後の歌では、涙・鼻水・涎を拭うことなく、グチャグチャなまま堂々と立つ姿に震えた。soweluのハスキーボイスの歌は胸の奥深くを刺激する。まるでポールダンスのようなセクシーダンスに、自分の中のオトコを知る。歌舞伎の連獅子の如く振り乱す髪からのラメシャワーは、まるで魔法にかけられているよう。周囲の女性客の「ミミやばい。可愛い」に強く同意。アーティストsowelu、歌手soweluとしては、美しくカッコ良くステージに立っていたいはず。でも、悲しみに打ちひしがれてグチャグチャに汚れている姿を曝け出していた。そこにはsoweluではなく、完全なミミがいた。歌はもちろんだけれど、演者soweluが楽しみ。