満足度★★★★★
うそつきこの劇団の虜になった作品。運命の出会いだった。これは、劇団内でキャストを入れ替えながらも、定期的にずっと上演し続けて欲しい傑作。スランプという人物が愛しい。看板女優の笠井里美さんが怪演した役を、中野智恵梨さんが挑んだ。スランプという役のイメージを新たにさせてくれた。最後のセリフがそれを確かなものにした。鳥籠のシルエットの下で遠い目をする彼女の目に映る未来に思いを馳せる。
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2016/01/03 15:59
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