戯作者銘々伝 公演情報 こまつ座「戯作者銘々伝」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    戯作者銘々伝 兵庫にて
    兵庫芸術文化センターで拝見。

    二幕仕立て。
    井上ひさしさんの二つの物語をつなげたような作品。

    なので幕間(まくあい)挟んで全く雰囲気変わる。
    登場人物の主軸は変わらないけど
    話の進むスピードというかリズムが変わる。

    ネタバレBOX

    東京公演の感想をチラッと見たりしてたら
    一幕がつまらないとか二幕から面白くなるってのが多かった。

    でも私は逆に一幕が面白くて二幕がちょっと物足りなかったと感じた。

    これだから面白い。
    観る人の数だけ感想はある。


    一幕はたくさんの人物が出てきて
    ある種、短編集みたいなつくり。
    わちゃわちゃしてるけど
    それが井上ひさしさんらしくも思うし、観てて楽しかった。

    映画『駆込み女と駆出し男』を観ていたので
    その時代活躍してた戯作者のこと、何でも書ける時代でなかったこと、銭湯が交遊の場だったこと…など
    理解していたのですんなり入れた。


    これを観た後にまた映画を観に行ったら
    やっぱり面白かった。


    北村有起哉さん山東京伝役。
    井上ひさし作品が似合う。
    有起哉さんの持ってる匂いが合ってる。

    他の出演者の方々も素敵。

    なかでも山路さんお初でしたが
    この方に持ってかれた。


    歌が結構あって意外だったけど
    新妻聖子さんがいらっしゃりさすがの美声。

    あともう1回くらい観たかった。


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    2016/01/02 20:04

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