ドアを開ければいつも 公演情報 演劇ユニット「みそじん」「ドアを開ければいつも」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    観劇納め
    12月最終日マチネ観劇、冬ver。今作が今年の観劇納め。
    1年ぶりに四人姉妹に会いにきた。
    平日ならば都心の喧騒も聞こえてきそうな場所で公演しているが、前回同様、今回も日曜日の比較的静かな日に観劇。そのためか芝居の世界観にどっぷりとハマれる。
    キャストも変わり演出にも微妙な変化も見られたせいか、前回の時とはまたひと味違う女優さんの個性が活きて見えたが、今回も見終わった後に自然に温かでホッとする気分になった。
    母の法事の為、父と次女が暮らす実家に帰省した姉妹の、母から姉妹へのご褒美みたいな一夜の話。
    良い観劇納めでした。

    ネタバレBOX

    ラジオからヒット曲が豊富に流れ聴かれていた80年代、不意に流れる「恋に落ちて」に条件反射のようにスイッチを消してしまう次女。月日が流れた今、懐メロとして聴く音楽に彼女は何を思うのだろう。

    姉や妹がいる女性にはかなり同意されそうな血は水よりも濃いセリフや行動の数々。それぞれの生活、恋愛。無関心を装った挙句の後悔や哀しみ、憤りのあとにやってくる静かな夜。
    1年前に見た時より、さらにテンポアップしたかのようないい塩梅の舞台でした。
    和室が舞台だけど、座布団が出てこない家庭だったので、心の目で想像して見たw。



    ロングラン公演の真っ最中だが、店舗の2階の座敷での上演、靴を脱いで客席へ向かうが25席程の客席はすぐに満席。家の一室で人には聞かれたくない話では、つい小声になってしまうのは人の性(サガ)、ご年配の観客のかたには、それが聞き取れなかったようでしばし落ち着きなく、まぁそれも観劇する上での醍醐味として受け止めるしかないのは致し方ないことか。
    2年近く上演していて好評を得ているのは実感されているのではないだろうか。いろいろとクリアしないといけない問題も出てくると想像するが、都内には100席に満たない小劇場も程よくある、そろそろステップアップし劇場の規模を拡大してもっとたくさんの観客に見て欲しい気もする。

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    2015/12/31 01:50

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  • なしか様
    ご観劇、「観てきた!」への口コミ、ありがとうございます。
    「母から姉妹へのご褒美みたいな一夜」との素敵なコメント、大変嬉しく思います。
    また、本作品のロングラン公演は3月までですが、今後、大きな劇場へのステップアップしていけたらと思っておりますので、是非その時にもまた観にいらしていただければと思います。
    たくさんの嬉しいお言葉、本当にありがとうございました。
    またのご来場、心よりお待ちしております。

    2016/01/02 14:36

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