悲しみを聴く石 公演情報 風姿花伝プロデュース「悲しみを聴く石」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    素晴らしい!
    ほぼ那須佐代子さんの一人舞台、素晴らしかったです。

    ネタバレBOX

    中東の紛争地域内の一室で、銃で撃たれ意識不明の夫を看病する妻の様子を描いた話。

    ほぼ那須佐代子さんの身体を張った一人芝居、素晴らしかったです。中田顕史郎さんはシーッ、シーッと呼吸音を立てるだけでしたが存在感がありました。最後までそうなのかと思っていましたが、ラストシーンは衝撃的でした。

    人形やペットに語り掛けるように、意識を失くした男は理想的な性格に見え、自由に扱えることで本音をぶつけることができました。しかし、意識を取り戻した夫は日本でいうと明治時代の家長のような男で、本性を取り戻し妻の首を絞めました。

    ラストシーンで妻が動いたのは驚きで、したたかに生きる女の強さを感じました。

    希望をもって努力することは大切ですが、祈れば叶うという宗教観が存在することが諸悪の根源だと痛感しました。

    祈れば叶う、叶わないのは祈りが足りないからというのは、新興宗教にありがちですが、古くからの宗教にもあることはとんでもないこと、金儲けの手段に使われることが多く許せません。大間違いです。

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    2015/12/16 15:46

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