満足度★★★★
リテラシーの真意
そもそもLiteracyとは、「情報や知識の活用能力」のことを言うが、この脚本の真理は、まさにこの部分にあると実感できる見事なstageだった。
あらゆるシーンにおける「アナタの生きる理由は?」という問いかけに、うーん。。。といちいち考えてしまうと、目の前で進行しているstageから遠く離れてしまい、ふと我に返るまでにかなりの時間がかかってしまった(涙)。
過去を忘れられたら、、、(コトー医師のつぶやき)や、モニターに映し出された「愛の錠の重さ」など、心にずしんと響く言葉がいくつも登場し、それを脳裏に焼き付けようと、躍起になってしまった。
ひとは必ず死ぬ。神なんていない。
正直なところ、もう一度、襟を正して、独りで観たい作品である。