満足度★★★
上演して間もないせいか演者に硬さのようなものを感じた
とある場面がヤンキー兵による♪over 30 do the soulの歌詞を彷彿とさせたり、貴方が探しているのは金の便座?などとふざけたこと思い浮かんだ平和脳。でも、ここら辺もっと笑わす要素もある気がしたが、時代的に10年ほど前の紛争や宗教観を混ぜ合わせ、見聞でしか知り得ない言葉の重みに、乾いた空気感が全体を覆っていたような舞台だった。
中津留さんの硬派な作りはわかった、亡霊に取り憑かれちゃった事も理解できるが、前もって解説など読んでた方がもっと楽しめたかも。
国立系の劇場じゃないと上演出来辛い作品なのかもなぁとも。
シザーハンス、ではないが安井さんの苦悩ぷりやアメリカ兵の谷田さんが良い。