満足度★
スペースをいかしきれていない。。。
感想としては、まだ見たことのないジャンルとしての衝撃がありました。それに加えて個性的な役者さんたちの持つ魅力にはぞくぞくしていました。
・・・なのですが、ぶっちゃけて言えば、どうおもしろかったのかがつたわってきませんでした。気になったことは3点です。
・役者さんたちは個性的ですが、なんせ16人もいるので、キャラかぶりやストーリー上脇役のような方たちがでてきいたとおもいました。脇役の方たちのストーリーを掘り進める時間はないのはわかるので、演技なりセリフなりの感じでもう少し自然にシーンになじんでほしかったです。あと笑いどころなんですがあまり笑えませんでした。
・自然なナチュラル演技は良いのですが、、、身体エネルギーを抜きすぎな気がします。なんというか何人かの役者さんたちはだらだら立っているような、体に芯のないかんじがして。てきとうに演技しているように見えました。自然体な演技はとっても立派だと思いましたが体がしっかりと舞台に立っていないように思いました。
・この問題が一番気になったのですが、演技や構成その他もろもろがビッグツリーシアターの大きさにあっていないように思います。私はなんどもあそこで劇を観ていますがはじめて距離感を感じました。声量が小さいと感じる場面が何か所もありました。私は最前列でそう感じたので、そこから後ろのお客さんがどうだっただろうと思うと、怖くなります。
演技がスペースにあっていないにも関わらず、前2列の席をつぶして客との距離感が感じられるのですから、なんで前2席をつぶしているのととっても疑問です。
そのほか、演出や役者の移動、間の取り方などが、、、小劇場ならば届くのでしょうがあまりにもハコに合っていないのはどうなんでしょうか。
以上がとってもとっても気になったことです。
面白い個性的な役者さんやとってもリアルに感じる役者さんたちが何人かいらっしゃいました。その方々の今後の活躍にはとっても期待しています。
・・・がそのほかのストーリーやなのぐらむさんが考える面白さなどが、こちらまで届くことが少なかったと思います。もうすこしいろいろなものを受け取って、ストーリーを楽しみたかったです。