ドアを開ければいつも 公演情報 演劇ユニット「みそじん」「ドアを開ければいつも」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    ほととぎす
    面白い。90分。

    ネタバレBOX

    敬子(大石ともこ)…長女。早々に結婚し、家を出た。一男一女をもうけ、そのせいで母のピンチに手を回せなかった。美容に執心。
    真紀子(那須野恵)…次女。父と同居し世話している。彼氏なし。24歳頃、流産した。
    裕美(高畑こと美)…三女。アーティスト。わが道を行くスタイルだが、泣き虫。既婚だが出産願望は薄い。
    千恵(天乃舞衣子)…四女。末っ子。子供扱いされることが不満。意中の人と旅行の予定あり。真紀子が堕胎したと勘違いしてた。

    母の七回忌。次女以外からはあまり好かれてない父は明日帰ってくる。そんな女だけの夜の会話劇。

    舞台がお座敷で衣装や照明具合も、なんだかそれっぽくて雰囲気の作り方がよい。序盤の次女以外が帰ってくる感からしていい感じ。寝巻き姿も、ちょうどいい。
    昔話的な感じから、恋愛結婚出産家族と女性な感覚でテンポよく進み、引き込まれた。次女が男を作らず父と同居していることが気がかりな長女(と四女)と次女のヒートアップしたシーンを経て、静かに纏まっていく4人という塩梅。誰が誰をどう思っているということを思っているという、近しい関係ならではの濃さが気に入った。

    終盤のぶつかりあいから理解しあう過程はもうちょい時間割いてもいいかななんて思った。母が死んだ際、不倫相手と旅行していたという父が不憫といって支える次女とか、父に反感をもってる三女らの心根とか、興味が湧いた。

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    2015/11/22 00:53

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  • unicorn様
    ご観劇、観てきた!への口コミありがとうございます。
    面白いとのコメント、とっても嬉しいです。
    四姉妹の「近しい関係ならではの濃さ」を味わっていただけたら幸いです。
    是非また、違う季節の四姉妹に逢いにいらしてください。
    ご来場、心よりお待ちしております。

    2015/12/10 20:10

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