「1K~部屋とYシャツと、時々、ワタシ~」 公演情報 劇団ギリギリエリンギ「「1K~部屋とYシャツと、時々、ワタシ~」」の観てきた!クチコミとコメント

  • 宮益の坂。
    こっちを先に観ました。席は舞台正面からいうと左手。各演目が終わると薄明かりの中で役者が機械的な動きで準備をして次が始まる。あれ、好きです。

    ネタバレBOX

    ・「夫のトイレ」
    平田さんの脚本なのに開店花火と印象が違った。役者の影響も多大にあると思う。それにしても、だ。彼の書く物は正直あまり好きではないのだけれど、これはお気に入り。でもタイトルがどうしてもしっくり来ない。これであるべき理由が分かる方は松本にも教えてくださいませ。内山さんは良い女優だなと再確認。先日のチャリTで意義ある脇役をやっていたので、今回こういうのを観られたのは収穫でした。

    ・「Bloody Sauce Sandwitch」
    一人でしゃべくりまくる姿に、ふと既視感。それが何だったか打ち上げに向かう道で解ける。5人目はハンバーグ職人。亜子を中心に観てしまうものの、当パンのあらすじとキャスト記載の並びからして主人公は沙希。客席との共有よりは押し付けを感じたし、観やすいかどうかで言えばかなり観にくい類だった。まぁ、そうだ。こんな内容で『何も考えないで楽に観られました☆うふふあはは』なんてのがいたらそれこそキチガイ。破壊力のある本と役者だった。

    ・「裏切りのカード(原題「The Drew」」
    今回の作家で何処の誰なのか唯一か分からなかった方。演目の内容はポップな日本版「SAW」という感じ。あの状況でUNOをやる異常さを保つには動機の紐解き始まりがもうちょっと早くても良かった様な気も。ドンデン返しな様でいて模範的に綺麗に書かれた脚本。危な気がなかったですね。しかし菊池さんはどうしてあんなに凶器が似合うのか。

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    2008/10/29 16:49

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