「1K~部屋とYシャツと、時々、ワタシ~」 公演情報 「1K~部屋とYシャツと、時々、ワタシ~」」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
1-12件 / 12件中
  • 面白かった
    毎度盛りだくさんの内容でおなかいっぱいです。
    道玄坂編は「あなたに似た人」
    宮益坂編は「夫のトイレ」が一番好きでした。

    次はベスト版だそうで、また見に行こうと思います。

  • 道玄の坂。
    こちらは舞台正面から向かって右側で観ました。本棚の中身に注目。

    ネタバレBOX

    ・「ラチカン」
    これと「夫のトイレ」を入れ替えると道玄坂編と宮益坂編が割かし上手く分けられるのだけど、意図的にそうしなかった気がする。「御主人様」や「彼に何をされているのか」という舞台上に出て来ない部分が語られるので、かなり客側の想像力が求められました。その分、いくら想像しても補完されない部分を見付けると気掛かりになったり。終わった後の事ですが、ロープはヒロコ以外に回収して欲しかったかなー。境界線だった余韻が失われて勿体無い。

    ・「いつかいつものいつのひも」
    始まりのインパクトは弱めだったし、場面描写としての印象は今回の中で地味な部類。劇中イベントやあらすじを一言で表しにくいものって大抵そうなりますね。とはいえ客が等身大で楽に観られたのもこれであるかと。あと、あのりんごの剥き方は面白いな。つーか、あれは剥くって言わねーな。

    ・「あなたに似た人」
    綺麗に書かれている点は「裏切りのカード」と同じく。ブラジルは確かにそういう印象があった。次回、観に行こうかな。「女優で水死体役とか焼死体役とか・・・」に爆笑。焼けたら誰だか分からないじゃないか。笑いを抜いたら「世にも奇妙な物語」でその回の一作目にやりそうな感じ。
  • 宮益の坂。
    こっちを先に観ました。席は舞台正面からいうと左手。各演目が終わると薄明かりの中で役者が機械的な動きで準備をして次が始まる。あれ、好きです。

    ネタバレBOX

    ・「夫のトイレ」
    平田さんの脚本なのに開店花火と印象が違った。役者の影響も多大にあると思う。それにしても、だ。彼の書く物は正直あまり好きではないのだけれど、これはお気に入り。でもタイトルがどうしてもしっくり来ない。これであるべき理由が分かる方は松本にも教えてくださいませ。内山さんは良い女優だなと再確認。先日のチャリTで意義ある脇役をやっていたので、今回こういうのを観られたのは収穫でした。

    ・「Bloody Sauce Sandwitch」
    一人でしゃべくりまくる姿に、ふと既視感。それが何だったか打ち上げに向かう道で解ける。5人目はハンバーグ職人。亜子を中心に観てしまうものの、当パンのあらすじとキャスト記載の並びからして主人公は沙希。客席との共有よりは押し付けを感じたし、観やすいかどうかで言えばかなり観にくい類だった。まぁ、そうだ。こんな内容で『何も考えないで楽に観られました☆うふふあはは』なんてのがいたらそれこそキチガイ。破壊力のある本と役者だった。

    ・「裏切りのカード(原題「The Drew」」
    今回の作家で何処の誰なのか唯一か分からなかった方。演目の内容はポップな日本版「SAW」という感じ。あの状況でUNOをやる異常さを保つには動機の紐解き始まりがもうちょっと早くても良かった様な気も。ドンデン返しな様でいて模範的に綺麗に書かれた脚本。危な気がなかったですね。しかし菊池さんはどうしてあんなに凶器が似合うのか。
  • バランス
    宮益坂編は見てないのですが、脚本のバランスにばらつきがあるのが気になりました。やはりブラジルのアン山田師匠は鉄板過ぎで。「コンソメ」ってくっだらねー響きが一番面白かったです。見事に演じ切ってた佐々木なふみさん最高でしょ?最高なんだよねえ。

  • 満足度★★★★★

    文句のつけようがない。
    三本立てのショートなお芝居達。

    どれも面白い。
    けれど特に三本目、作者の狙いに丸々見事にはまった。
    もうなんてゆーか、偶然見つけた穴に手を突っ込んでみたらスッポリと、そしてピッタリと当てはまるくらいに見事にはまった。

    もう、『やられた』としか言いようがない。
    だから何回も言う、やられたやられたやられたやらねたやられた・・・と。
    ちなみに上に書いた『やられた』の四個目は『やらねた』になってるけど、そんな騙しが入るくらいにやられた。

    そしてみなさんキャラが濃い・・・。
    だって、まともな人が一人もいないんだもん・・・。
    もうほんと同じ職場にこの子達が集まってたら大変だ、仕事にならない。
    パニックだ。

    すげぇよ、この人達。
    そして、この芝居、すげぇ、面白かったよ。

    ネタバレBOX

    が、しかし、
    二本目の最後は少々理解不能だった。
    繰り返してまた殺す?みたいな感じ・・・だったっけ?
    どういうことだろう・・・あの少女の空想?
    うーん・・・難解。
    何回考えても難解。
    つまり何回も難解なんかい?

    ・・・。

    で、
    三本目にしてたUNO。
    遠くからだから見えなかったけど、あれってカードの進行は決まってたの?
    だとしたらすごいね・・・。

    どうでもいいけど、でてきた四人がどうにも『ちびまるこちゃん』のキャラと被って仕方なかった。
    まるちゃん、たまちゃん、みぎわさん、野口さんに・・・。
    うん、どうでもいいけど・・・。
  • 宮益坂も
    宮益坂も見たかったっす!

  • 両方みました
    お手伝いにいきました。
    アン山田さんのが一番すきでした。

  • みやますをみました。
    個性的な役者良。
    作家さんの個性が出た本も良。
    ただその個性が出しきれていたかと言うとちょっと残念。
    オーソドックスでも丁寧に作ってほしかった。

    ただ宮益坂版・初日の観劇だったのでその後良くなっていったかも。
    その余地はあると思いました。

  • 満足度★★★★

    道玄坂篇:変なテイスト好き
    ほへーという設定の「ラチカン」太田守信(ギリギリエリンギ)、やりたいことはわかる
    もうちょい、押してほしい話だった「いつかいつものいつのひも」加東航(ククルカン)
    もったいない話、おもしろかったけどの「あなたに似た人」ブラジリィー・アン・山田(ブラジル)

    こっちは、ちょっと短編に落とし込むのは、もったいない設定・話ばかり。
    女優たち、みなこなれていて、アンサンブルもよかった。
    佐々木なふみって知らなかったけど、うまいね。難しい役をうまく演じた。

    こっちもお得感ありあり。

  • 満足度★★★★

    宮益坂篇:おもしろかった
    ホームドラマの「夫のトイレ」
    ちょっとエゲつない「Bloody Sauce Sandwitch」
    設定の妙ある「裏切りのカード」

    どれも満足のいくでき。
    短編で、いろんな役者(今回は女のみ)、いろんな作家の作品がみれるのは
    実に「お得!」

    品評会みたいで、今後何見ようかという参考になる。

    一番面白かったのは、「裏切り…」
    あの短さでも、きちんと射程の長さをいれこむ才人・谷賢一もよい。
    もちろん、ホームドラマもいい。

    「トリコ劇場」の菊池美里を見つけたのは、収穫だった。
    おもしろい女優じゃん。

  • 満足度★★★★

    宮益坂編
    小劇場的に豪華なキャスト。とりあえず、年の功はみえる。、

  • 満足度★★★★

    【道玄坂編】初日を観ました。
    20分前後の小作品3本。どの作品も方向性が違うので集中して一気に観れる。個人的にはブラジリィー・アン・山田氏の作品が好み。62分。

    ネタバレBOX

    「ラチカン」
    極限状態はわかるのだが、背景があまりにわかりにくく、テンションだけでなんとか持って行こうとしているのが△。

    「いつかいつものいつのひも」
    追っかけ仲間の日常の一幕。ドラマとしてはもう一歩踏み込んでほしかった。ちょっと物足りなさが。

    「あなたに似た人」
    ストーリー展開、笑い、オチと短編の中に全てがバランスよく配されていてうまくまとまっている。最後がこの作品だったのでまとまった感が。

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