満足度★★★★
世界の終わりに屋上で。「世界の終わりは、いつも夏。」という魅力的なフレーズどおり、小惑星が地球に衝突する当日に集められた、へなちょこ超能力者たちの物語。何度もクスッと、あるいは声を立てて笑ううちに、しだいに切なさが胸に積もって、壮大さとは無縁な人々の弱さや孤独が愛しくなる。初日に拝見した後、脚本の中嶋さんと演出の上野さんによるアフタートークにまんまとつられて、11月6日に2回目の観劇。キャラクターそれぞれのバックボーンを踏まえてから観ることで、いっそうせつなく感じられた。
ネタバレBOX
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2015/11/21 11:26
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