満足度★★★★
初演は映像で観てましたが。
うーやんと妹の智子の関係、愛情いっぽんとマコの関係、知的障がいの両親をもつ20歳の島ちん(両親は理解力がなく家族の障害年金をすぐ使ってホームに入金ができない)、それぞれの家庭環境と差別など切ないシーンが続き涙がこぼれます。暗転があけると、柴田さんの笑いのシーンや宅間さんのアドリブなどで笑いを入れ、会場全体を落ち着かせて。
終盤は、愛情いっぽんさんが癌の末期と自身でわかり亡くなった後のとき、施設になじめない娘のマコのことをおもい、首を絞めてしまうシーンが。
みなみのような無神経な世代が増えて、現実として起こっている、悲しい内容でした。