満足度★★★★
飢餓に陥った地球では・・・・。
近未来、天変地異によって、深刻な食糧不足となった地球。日本のとある場所の『黄金のご飯食堂』が舞台です。
韓国のソ・ジヘさん作・演出で、身体表現アドヴァイザーとしてタイのティラワット・ムンヴィライさん、演技者は日本人の役者さんたちです。
言葉の壁を越えながら、一つ、一つ作り上げた舞台だそうです。
極限状態で人間は、人間社会はどうなるのでしょう。家族はどうなるのでしょう。広く取られた空間とおびただしい数の古着を使った演出が、荒廃した地球を、争いの場面をとてもうまく表現していました。
この物語は、いま中東で起こっている紛争も連想させました。
アフタートークもいろいろ聞けて、面白かったです。