10年前の傑作初見・千秋楽。所謂、小劇場といった作品でした。綺麗な照明に、爆音、合唱…ただ、俳優陣(殊にメインキャスト)は熱量・技量ともに不足気味。キャラクターのごり押しだけでは、終演までついていけません。こういう芝居だからこそ、緻密な演技プラン、もしくは圧倒的なエネルギーを見せて頂きたかったと思います。ちょっと古いタイプのお芝居ですが、私の前に座っていた初観劇風のおば様方は物語を非常に楽しんでいた様子でしたので、観劇素人さんのとっかかりとしては良い劇団なのかな、という印象を受けました。
ネタバレBOX
0
2008/10/27 11:56
このページのQRコードです。
拡大