満足度★★★★★
昭和の香り3話のオムニバス。最後になってそれぞれが繋がっているという、見事な展開。劇中に流れた楽曲はオリジナル曲だが、まさにストーリーも曲も昭和を思い返すのに充分な内容。昭和生まれの40〜50代ならきっと心のヒダに沁みる物語を目の前にして、我が身を振り返りつつ自分の歴史と重ねてしまうだろう。この公演、一言で表現するならこまどり姉妹ではなく、ピンクレディでもない。あえて言うなら「ザ・ピーナッツ」を聴いたような印象、かな?それにしても、このホンを書いた穂科さんの描く昭和感は、見る者の心のスキマを見事に埋めてくれる。
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2015/11/03 23:26
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