ヒミツボ -秘壺- 〜昭和歌謡短編集 其の二〜 公演情報 ヒミツボ -秘壺- 〜昭和歌謡短編集 其の二〜」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.8
1-12件 / 12件中
  • 満足度★★★★★

    ブラックな感じがいい
    オムニバス形式の芝居でありながら最後には全ての糸が絡み合う。決してパッピーエンドでは終わらない。素敵な芝居でありました。

  • 満足度★★★★★

    お見事でした!
    3編の短編でしたが、それぞれが面白く、ラストには繋がっていて「おぉ~!」と思いました。キャラクターそれぞれにインパクトがあり、役者さん達は好演していました。ストーリー、秘密、昭和っぽい衣装、顔に描かれた模様など、独特の世界観があり、どんどん惹き込まれました。面白い中にも、個々の情報漏洩の危険性など怖さもあり、興味深かったです。とても面白かったです!お見事でした!

  • 満足度★★★★

    非常にテンポが良く・・・
    最後の結末も感心させられました。

  • 満足度★★★★

    男女の中は
    十人十色、いろんな関係がありますね〜!?

    ネタバレBOX

    三話のオムニバス、それぞれ独立している話なのが...... 思わぬ繋がりというか、ぐちゃぐちゃに絡み合っていたオチが!挿入歌はオリジナルなのですかね?昭和の香りは色濃くは出ていなかったですが面白かったです!
  • 満足度★★★★

    覗き見ました
    三話独立の物語が、最終的に繋がっていき一つの物語になるという本作。

    その結末から、“仕掛けた方が、仕掛けられた”みたいな感じで、
    観てるこちらも騙されているような脚本がイイ。

  • 満足度★★★★★

    穂科マジックに翻弄された
    1編目のオチから2編目のオチを疑わせてケムに巻き、じゃあ3編目は…というと大ワザで締める穂科マジックに翻弄された。(詳細はネタバレBOXにて)

    ネタバレBOX

    1編目「夫婦台風」は離婚直前の夫婦のスケッチ。
    イイ話で終わるかと思わせておいてのラストが…(笑)
    2編目「妖精の凸」は40歳までに童貞を捨てたいという「中年ピーチボーイズ」的な?(笑)
    1編目のオチからこれも最後は皮肉かと思いきや、イイ話で終わるという…騙された(笑)。
    3編目「監禁ブギ」は3人の女性に“飼育”されている男性の話。
    先の2編からこれはどう落とすのか?と思っていたら、一見独立していた各編を1つにまとめる「Heartに'S」方式。
    そうして明かされてみれば各編にきちんと伏線が張られていたな、と思い当たる。
    さらに各人物の秘密が露見するキッカケが落として表示部が割れたスマートフォンというのは冒頭での二人語りに出てきた「秘壷が割れてしまうと封じ込めていた秘密が一気に放たれて取り返しがつかない」という故事(?)の現代版、見事な伏線とその回収でありました。
  • 満足度★★★★★

    楽しめる!
    秘め事をキーに物語が連なる短編集。懐かしき昭和ノスタルジックな音楽に乗せて展開される懐古的な恋愛問題。興行主が司る見世物小屋風に展開する3篇が巧みに交差し、最後は一つになる秘密の暴露。
    役者さんも全体的にスキルが高く、このいびつな世界観を構築するに必要不可欠なキャラを生み出し、物語に引き込まれる。
    男女の恋愛より一歩踏み込んだエロティックなラインは、女性の目線なのか結構ソフトな印象でした。
    興行主の口上展開をもっと際立たせても良かったかも?


    ネタバレBOX

    3つのお話はもう少しタイトにして、それぞれの関係性をもう少しにおわせてもワクワク感が高まった気がする。
    1話2話の男性陣のパワフルで圧倒的な存在感が高かったのか、ヤリマンの女性と3話目の3人の女性のキャラが薄く感じる。もっと振り切って良かったかもしれない。
    しかしながら、物語全体の流れと世界観は大変面白く素敵な作品でした。
  • 満足度★★★★★

    見世物小屋
    秘密は誰にでもあるものですが、秘密がすぐに他に知られる世の中であることを感じます。

    ネタバレBOX

    1作品目はひきつける力がとてもありました。ある妻(ヨウコ)の演技力に圧巻です。2作品目、テンポがよく、話の展開もいいです。最後の3作目は、ゆっくりとまったりとした感じで私には話に入り込みにくかったです。しかし、最後に3作品が密接に絡んでいくとは驚きました。すごい構成です。いい見世物小屋でした
  • 満足度★★★★★

    昭和と平成
    昭和チックな音楽と衣装の中、3つの話を繋げていくのは現代のスマホ。

    全ての話が感情むき出しの様に見えてまだまだ隠しているものがそれ以上に有って。

    一度だけじゃ物足りない芝居でした。

    結構私的には絶好球の下ネタ満載でしたがあまりにストレート過ぎて下ネタ嫌いは引いちゃうかもって事で『初めての方に…』はどちらとも言えないにしちゃいました。

  • 満足度★★★★★

    良かったです
    と、控えめに書いてみたのですが、正直なところ今まで最高の演劇体験でした。劇団員も客演も魅力的で素晴らしかった。
    特にブロッコリーの様なメガネの俳優さんは歌もついでに上手で最高でしたね。話し的には女性脚本家のいわゆるイルな話かなと思いきや、それを上回るファンタジックな展開もきちんと準備されていました。
    世間のウラの話を知っていながら生きていく、でもだからつらいだけでは終わらない。脚本に込められた、おぞましく、イビツで、最高に楽しいソウルを感じて、こんな世の中を明日も生きる勇気でちゃうね、、。

  • 満足度★★★★★

    楽しかったです
    三つの話が最後に繋がる展開になるのには、ビッツリです。
    こんな面白い脚本で、あんなに素晴らしい役者さんたちが演じてるなんて・・・
    最高です。

  • 満足度★★★★★

    昭和の香り
    3話のオムニバス。最後になってそれぞれが繋がっているという、見事な展開。劇中に流れた楽曲はオリジナル曲だが、まさにストーリーも曲も昭和を思い返すのに充分な内容。昭和生まれの40〜50代ならきっと心のヒダに沁みる物語を目の前にして、我が身を振り返りつつ自分の歴史と重ねてしまうだろう。この公演、一言で表現するならこまどり姉妹ではなく、ピンクレディでもない。あえて言うなら「ザ・ピーナッツ」を聴いたような印象、かな?
    それにしても、このホンを書いた穂科さんの描く昭和感は、見る者の心のスキマを見事に埋めてくれる。

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