満足度★★★★
リスカに惑う‘物足りないほどリアル’な演出。場面転換に工夫がされていて途切れを意識させない。深い感情移入に誘われた。人生は必ずしも一本の光で貫かれている訳ではない、と気付き始める不安やもどかしさが懐かしい。際どいところをハッキリさせる、という通過儀礼を踏むことで訪れる淋しさの暗がりから、人それぞれの真の光の在りかを見きわめていくのだと思った。‘演劇だからこそのリアル’の引き出しもあるはず、覗いてみたくなる。
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2015/11/01 03:25
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