花とフィーユ 公演情報 少年ギ曲団「花とフィーユ」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    小劇場らしさ感じるファンタジーな冒険譚
    中央中列。メタボ剣士と女ニンジャの凸凹コンビが繰り広げる冒険。

    シンプルで無駄がなく、それでいて演出や衣装、舞台装置に工夫の凝らされた舞台だった。
    テンポの良さがあり、そんな中でのギャグが何とも小劇場らしい面白さがあった。

    ネタバレBOX

    美しい花が咲くという世界樹を見物にトアール王国を目指す二人。しかし王国近くの森で盗賊に襲われ、ツキと名乗る女盗賊と知り合う。何故かツキと二人はゆるい掛け合いとなるのだが、ツキ曰く「花は咲かない」という。これは失われた世界樹の花びらを探す物語らしい。

    ファンタジーものは台詞が固有名詞等分かりにくくなりがちだが、聞き取りやすかった。そこでまず、この芝居を観ようという気持ちにさせられる。
    衣装は、ファンタジーらしくみんな個性的かつよく特徴を表していた。女性陣は、みんな綺麗に見えた。
    舞台は、一面に敷いた布に綱をつけて天井に回し、舞台裏から引っ張って起伏を所々で変えていた。面白い発想だなと思った。布の下から漏れる照明の光も良かった。
    脚本は聖剣伝説からヒントを得たのかな? まとまりよく面白かった。本当の悪人はいないようだが、あれで良いのだと思う。

    王女のギャグがちょっとわざとらしくなってしまったか。
    また、王子が王女を連れ階段を登るシーンと、サンダースが額に刺さった苦無を投げて逃走する瞬間に若干死に間が見えた。

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    2015/10/30 16:43

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  • 御来場いただきまして誠にありがとうごさいました!
    今回の舞台セットは、少年ギ曲団にとって挑戦でございました。
    私も組み上がった舞台を観て、布からの光はとても幻想的で…「良かった」と仰っていただきとても嬉しく思います。
    御指摘ありがとうございます。今後の公演に向けての力とさせていただきます!!

    2015/11/03 15:22

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