四谷怪談 公演情報 ジェイ.クリップ「四谷怪談」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    ホラーではなく人間ドラマ
    四谷怪談といえば、中川信夫監督の「東海道四谷怪談」のスチル写真のイメージが強烈過ぎて、自分にとって日本の怪談物は忌避対象の一つでしたが、同時に何らかのメディアで一度は、その物語を知りたいと思っていました。「東京裁判」のチラシで四谷怪談の公演を知り、そろそろ怪談話にも鈍感な年頃になり、これをいい機会とキャストも演出も気にする事のない安易な観劇決定をしました(制作に関わった全ての方に失礼だ〜)。あらすじは鶴屋南北の歌舞伎に沿った展開らしく(詳しい事は分かりません)、セリフは歌舞伎調です。同時通訳のように所々自分の理解が遅れる箇所もありましたが、ピタリとハマった配役のキャスト陣が舞台へグイグイ引き込んでいきます。一般に思われる心霊要素はなく、語られるのは、現代の自分達と同じように情報によって振り回される、人間の欲望、愛憎、純愛の物語であり、今までの無知により四谷怪談に、どれだけ間違ったイメージを持っていたか気づかされました。自分と同じように誤解してる方にこそ、この完成度の高い舞台を観ていただきたいが公演期間があまりにも短い。観劇の機会に恵まれた自分の幸運を喜ぶばかりです。

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    2015/10/19 10:07

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