満足度★★★★★
無題1628(15-317)
17:30の回(曇)
17:00受付(中原さん)、開場。舞台には何もありません。座席に荷物を置いていると声がかかり振り向くと珍しく黒服姿の佐川さん、いつものようにキャンディーをいただきます。
17:34開演「生者のための葬儀」~18:22、18:35「遺すモノ」~19:36終演。
何もないところにに独特の世界が観えてくるこの劇団特有の空間造形。生れたときから「死」を避けることができない存在。
傘、枠(窓枠、襖、戸)が視覚的に映え、役者さんたちの声はまっすぐ身体に届き、最初は小さく響き、だんだん感情の波となって物語と同期するように思えます。
「からっぽの騎士(2011/11@d)」から7公演目。
2015/10/21 12:55
今回もご来場頂き、誠にありがとうございました。
また、書き込みもいただき、本当に感謝です。
今回は佐川さんを「贅沢使い」させていただきました(笑)
客入れ、前説を担当していただき、物語は役者に引き継ぐ…という、MOMENTSでは新しい形です。いかがだったでしょうか?
「生者のための葬」では頭ではわかっていたけど忘れていた何かを、
「遺すモノ~楢山節考より~」では、頭ではわかるけど、受け入れたくない何かを、
それぞれまっすぐに届けてくれる作品だと、私自身は思っています。
miss you様に、それがまっすぐ届いた!…それだけで私たちが、この作品に挑んだ価値があったと思えます。
これからもMOMENTSはさらに精進してまいります。
どうか、引き続きの応援、よろしくお願いいたします。