リボーン・チャンス 公演情報 カムヰヤッセン「リボーン・チャンス」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    スカッと爽やか
    おお、そうきたかと少し爽やかになりました。

    ネタバレBOX

    地域でそこそこ知名度のある仕立て屋川邊洋服店で、遺言状に従って店を手伝っていた弟が跡を継ごうとしたところ、家を出て独立していた兄が日付の新しい遺言状を持ち出してきたことから巻き起こるお家騒動の顛末。

    兄が持ち出してきたニセ遺言状事件によって、弟は最終的に縫製愛が確立し、兄の知恵を得て時代の変化に対応しようと決断することができました。こうした兄弟の補完的性質を見抜いたコロさん演じる弁護士の大岡政談的能力はお見事でした。

    ただ、同じパイを二人で分け合うのでは共倒れとなります。伝統と新しい展開の両立ができればいいですが、そう甘いものでもありません。これからが大変です。

    弁護士だっただけに漢字の読み間違いがあったのは残念でした。言いにくいのであえばひっくるめて決算書でも良いと思いますが、そもそもじっくり考えてみると、小規模コンサルティング会社の決算書をどこから入手したのか少々不思議な気はします。

    妹の引きこもりについては原因が良く分かりませんでしたが、ラストシーンで顔にあざがあったことで全てが理解できました。

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    2015/10/17 16:35

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