The sky is the limit 公演情報 makaniまにまにlani「The sky is the limit」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★

    インパクトが弱い
    物語は坦々と展開するが、その描き方が淡々としている。写真の連写のようであり、その場面ごとは静止画像のようで、人物像が立ち上がってこない。美しく切り取ったもので、その印象は弱い。
    また初日ということもあって、緊張か滑舌・声量の問題なのか、台詞が聞き取りにくい(特に前半部分)。また生演奏と被りよけい聞こえないシーンがある。
    シーンへの思い入れ(大切にする気持)は分かるが、きれいにまとめ過ぎたようだ。もっと人間的な感情を露骨に出して、その胸中を吐露させてもよかった。

    ネタバレBOX

    実のところ、何を訴えたいのかという、本質的なところが分からなかった。その部分を書き込みたかったが理解不足のため、表面的なところを書くことにした。

    梗概は、姉・旭、妹・夕のうち、姉が見知らぬ男に殺害された。通りすがりの犯行で、突然のことで殺された本人も自覚できないという設定。そのため生前の思いを果たせないままいる。その姉が職場(保育園)の友達の体を借りて思いを伝える、という理不尽で悲しい物語である。そのシチュエーションは珍しくもなく...想いを伝えると言っても好きだった男に告白し、約束していた映画に行くという他愛のないもの。

    ほぼ素舞台、中央上手側に黒椅子4脚、下手は演奏者2名(ギター、パーカッション)。登場している役者は舞台上にいるが、それ以外の役者も上・下手の袖にいる(所在なげに立っており気になる)。

    また、演出・構成として回想シーンが何か所かある。確認または強調するシーンでもないため、その描いている意味が分からなかった。少しテンポも緩く繰り返しをすると冗長に感じてしまう。
    公演全体としては、どうして友達に憑依してまで想いを伝えたいか、その理由が弱い。その動機付も含め物語に深みを持たせ、テンポよく観せてほしかった。

    また兄弟の自由に生きている旅人・兄と、親の期待に沿う・弟の確執はこの物語の展開上、どのように関係していたのか、また被憑依はなぜ友達なのか、などいくつか疑問が...。衣装にも若干違和感あり。
    自分には少し物足りなく、疑問・違和感が多く合わなかったのが残念である。

    次回公演を楽しみにしております。

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    2015/10/15 22:59

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