想いはブーン 公演情報 小松台東「想いはブーン」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    しょーもない
    面白い。105分。

    ネタバレBOX

    理奈(異儀田夏葉)…三女。浩史と恋仲だけど浩史がダメダメなので、父に報告できずにいる。終盤、関係を考えさせてと、浩史の背中を押す。
    薫(三像かおり)…長女。年の割りにきゃぴきゃぴしちゃうかわいい人。
    麻耶(森谷ふみ)…次女。隆史と関係にあったが、事情により重光と婚姻。会社のことで隆史に相談している。
    浩史(細見大輔)…中退後、東京でフラフラしてて父の葬式にも出ずというしょーもなくて、ウジウジしてるイケメン。
    隆史(瓜生和成)…浩史の兄。ダメな浩史を気にしてる母のため、安永電気を紹介した。社長からは会社を継ぐよう言われている。
    杉浦(尾倉ケント)…家庭持ち。社長の病気の件で会社の行く末が気になっている。
    井戸潤(松本哲也)…入社半年の浩史を「師匠」と呼ぶ。自分と同じようにダメなヤツと見下げている。
    黒木(山田百次)…理奈のことが好きなクリーニング屋。
    美来(小園茉奈)…薫の娘。高校中退でやや反抗期。
    重光(佐藤達)…麻耶の夫。麻耶が隆史と不倫しているとイラつく。

    理奈らの父で社長の入院が決まり、最後の晩餐が行われている横の詰め所での会話劇。いいバランス感覚な群像劇。それぞれの描き方もいいし、笑いと緊張感のバランス(ミックス具合)もいい。中盤、ウジウジしてて隆史に何も言えない浩史が、「俺は誉められて伸びるタイプだ」とボソっというとこなんかはセンス抜群だなと。
    入れ替わり立ち替わりで会話が進むが、安永三姉妹のシーン(ラストもいいけど)のユーモラスさを保ちつつ家族の想いが行きかう感じが素敵。

    上手く家族と恋愛を絡めた秀作。

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    2015/10/04 18:36

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