満足度★★★★
自分の人生でくらい、主役になりたいですよね
【敷金】チーム千秋楽を観劇。
上演時間、1時間50分休憩なし。
劇場の空調が全体に回りづらい、とのことで
開場時間のうちからその旨を何度もアナウンスしていて、
親切だなと思いました。
「うちわを配ってます」
「数多く確保してないので大きめの紙皿も…」のくだりも
ガチなのかウケ狙いで客席をあたためておく意図があったのか
謎でしたが面白かったです(笑
開場時間中から女優さんの数名がが「登場人物」として過ごしていて、
作中で日常描写が少ないところを補完しているようで良かったです。
一人一人に焦点をあけていけば
各々主役になれそうなエピソードを持っていて、
でも実際の人生では決して主役になれてない女子たちの事情が
少しずつ明かされて、からんでいく様子が面白かったです。
「私は今、誰かの脇役として産声をあげた。」
というフレーズが
特定の誰かにずっと焦点を当てるわけじゃない演出と
どこか影を落としている登場人物たちの生き方そのものにかかっていて
ジワジワ染みてきました。
初見の役者さんが多かったので、
できたら当日配布のキャスト表にチームも書いておいてほしかったです。
(劇場を出てサイトと照らし合わせるまで、
名前がわからないままだった方もいてちょっと不便…)
整理番号式での入場は、
開場5分前に劇場前に並ばせる等の対応をしてもよかったんじゃないかな…
と思いました。
通行する町の人が通りづらそうにしてて、ちょっと気まずかったです。